2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

西尾維新の世界シリーズ

このシリーズ、狙いがどうにもよく分からないが、言葉の使い方はエンタテインメントとして相変わらず高い水準で良くできていると思う。 駄洒落であったり語呂合わせであったりアナグラムであったりと、そういうものが好きで好きでしょうがないのだろう。 清…

向日葵の咲かない夏

小学4年生の僕は、終業式の日に欠席したS君の家へ、プリントを届けに行った。 そこでS君の首を吊った姿を発見してしまう。 1週間後、S君は姿を変えて生まれ変わり、僕の前に現れる。 そこでS君は言う「僕は殺されたんだ」 僕は妹のミカと一緒に事件を追…

ガーディアン

彼女に危険が及ぼうとする時、ガーディアンは発動する。 事故に対してはバリアーとして機能するが、 悪意を持った相手には、相応の反撃を行う。 ガーディアンが存在する時、果たして推理小説はどんな変身を遂げるのだろうか。 超常現象を組み込んだミステリ…

紙の碑に泪を

久しぶりにバカミスを読んだ。 それでも、ネット上の無数の日記から犯人の犯行を浮かび上がらせる手法は綺麗。 何よりも作中作である『紙の碑に泪を』のバカバカしさが群を抜いている。 そして、本編自体もそのバカバカしさに引きずられていく。 適当に斜め…