日曜哲学クラブ
これをミステリと呼ぶのも不思議な気分がします。
死体は出てくるし、主人公は探偵活動をする。
けれども、それ以外のパートが大きすぎる。
主人公のイザベルは哲学誌の編集者。そのためか、とにかく日がな色々と考えてばかり。おかげさまでストーリーの進みの遅いこと。
謎→推理→解決だけのガチガチの推理物とは一線を画す、寄り道だらけのミステリです。
- 作者: アレグザンダー・マコール・スミス,柳沢由実子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/08/20
- メディア: 文庫
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