日曜哲学クラブ

これをミステリと呼ぶのも不思議な気分がします。
死体は出てくるし、主人公は探偵活動をする。
けれども、それ以外のパートが大きすぎる。
 
主人公のイザベルは哲学誌の編集者。そのためか、とにかく日がな色々と考えてばかり。おかげさまでストーリーの進みの遅いこと。
 
謎→推理→解決だけのガチガチの推理物とは一線を画す、寄り道だらけのミステリです。

日曜哲学クラブ (創元推理文庫)

日曜哲学クラブ (創元推理文庫)